注文住宅は設計図段階では実像が分かりにくいのがデメリット!

現在住んでいるのは中古住宅です。中古だと設計に参加できないためリフォームするしかないのですが、注文住宅なら自分も設計に参加できます。新築一戸建ての注文住宅は広島に住んでいる親が建替えた時体験しました。知り合いの設計士さんに依頼して図面を描いてもらったのです。

注文住宅の良さは、住人が住宅に住宅建設に参加できることです。この時の希望は、木枠で網戸を入れてもらった点です。また、家具などは収納家具にしてもらい、広いステンレスで洗面コーナーを作ってもらいました。(ここでは、洗濯物も洗えるので、重宝したことでした。)ベッドを収納タイプにしてもらったため、ベッドを購入する手間や費用が省けたこと。キッチンにも、収納用の棚を作ってもらったので便利でした。それと居間と寝室の間を大きく開けて、開放感を出すことも試みました。木製の開き戸を開け放すと、一つの大きな部屋になるというのが、私達住人の工夫でした。これも部屋を広く見せるのに一役担っていました。また、寝室には戸を開けなくても、空気抜きの木製の天窓をつけて、戸袋を引くと空気の流通を調節できるようにしたことも重宝でした。

けれど、注文住宅の難しさはできあがってみないと分からないということです。設計してもらった図
面と実際出来上がった家とでは、イメージが異なっていました。例えば、2階の屋根は勾配が急なために窓枠が大きく取れていないということ。階段のスペースを利用して作ったベッド下の収納スペースも、案外狭くて使いずらいものになっていました。素人では設計図の見方がよく分からないため、注文住宅はできあがってみないと実態が分からないということになります。そうしたことを防ぐためには建築現場のマメなチェックが必要なのでしょうが、それでも一度設計した構造を作り直せば費用も掛かるでしょうし、注文住宅は、そういう点で案外難しさもあると思った体験でした。